ミナミバショウの雑記置き場

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地方学生の就活について(ゲーム業界編)

DSLアドベントカレンダーに記事を書いて欲しいと頼まれて、ついOKしてしまいました。というわけで12日目の記事になります。

 

適当に「猫のことでも書いて投稿するよ」とか言って引き受けましたが、

OBが研究や技術に関わること,大学や教育に関わること,学生生活のライフハックなどを投稿します!

 というアドベントカレンダーでした。既に卒業した身であり大学にいないし、研究もしてないし、技術的なことはDSLと関係ないようなことしかやってないし…

と悩んでいましたが、他の人が就職活動の話を書こうとしているのを見たので、私も就職活動について書くことにしました。

 

私は現在とあるゲーム会社でプログラマーとして働いています。私は1社から内定を頂いた時点で就職活動をやめたので、私の就職活動の経験が乏しくあまり参考にならないかもしれませんが、この記事が少しでもゲーム業界を目指す方のためになれば幸いです。 

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DSLアドベントカレンダーの記事であることからおわかりでしょうが、当時の私の居住地は北海道室蘭市です。東京に行くには飛行機に乗る交通費がかかります。

私が就きたい職種はゲーム開発者です。ゲーム開発者が無理なら、その他IT職に就こうと考えていました。

 

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私が就職活動を始めたのは情報系の学生としては遅めのM1の2月頃でした。友人が利用していた「逆求人フェスティバル」に登録したのが(ほんのちょっとしたことを除いて)最初の就職活動でした。

www.studenthunting.com

今はなくなってしまったのかもしれませんが、当時はゲーム会社の逆求人がありました。このサイトにプロフィールを書いて間もなく、私のプロフィールを見た逆求人フェスティバル運営会社の方がお声をかけてくださり、ゲーム業界逆求人フェスティバルへの参加が決まりました。

会場は東京の両国にあるホテルの一室でした。曖昧な記憶ですが、参加学生は確か20人ほどで参加企業は参加者より少なかったです。学生は長机に並んで座り、興味を持ってくださった企業に5分の自己アピールと20分面談を8回行いました。企業の方が少ないので、余った学生同士で雑談したりもしました。

私は今までにC/C++で作ったゲーム9作品をもとに自己アピールをしましたが、どの作品を重点的にアピールするかを考えておらず浅いアピールになってしまったことが反省点でした。この時は2社に気に入っていただき面接に進むこととなりました。

 

逆求人フェスティバルはスマホゲームの会社が多かったです。大手コンシューマーゲームメーカーも来ていましたが、サーバーエンジニアやアーケードゲーム人員を求めている感じでコンシューマーゲームの開発者の募集はしていませんでした。最初に面接に進めた2社もスマホゲームの開発を主に行っている会社でした。私はどちらかというとコンシューマーゲームの開発の方がいいと思っていたので、リクナビマイナビコンシューマーゲームの開発をしている会社を中心に説明会を探して参加予約をし始めました。この時期(2月3月らへん)からでは最大手クラスのコンシューマーゲームの募集には間に合わない場合がほとんどでした。私はそういった会社に入るのは無理だと思っていたので、手遅れでもあまり気にしませんでしたが、困難でも挑戦してみるべきだったと思います。なので就職活動を始めるのはお早めに。

どちらかというとコンシューマーゲーム開発を希望していますが、スマホゲーム開発も視野に入れていたので逆求人フェスティバルにも複数回参加しました。

説明会はまず交通費が出ませんし、一時面接も交通費が出ない会社がほとんどです。なので、一度東京に向かったときに複数社の説明会や面接に行くことは必須だと思います。有り難いことに逆求人フェスティバルは交通費の支給があったので、逆求人フェスティバルに行く足で説明会や面接を受けることで交通費を浮かせました。まあ、全ての説明会や面接と逆求人フェスティバルを合わせることはできませんでしたが、なるべくまとめていけるように日程を組みました。

 

逆求人フェスティバルに参加したのが最初の就職活動だったため、就活序盤はスマホゲーム会社数社の面接を続けて受けていました。今思えば技術者としての活躍が期待されていたであろう会社に、ゲーム作りへの熱意や今までの成果を中心にアピールしてしまったり、今思えば人の繋がりを重視しているであろう会社に、ゲームでどのように楽しませるかという視点で答えてしまっていたりと散々であり、なかなか二次面接へ進めませんでした。

それと平行してコンシューマーゲーム会社の説明会に参加したり筆記試験を受けたりしました。とある会社が第一希望だったのですが、採用人数が3人程度なのに対して説明会に20人以上の人が集まっており、最大手クラスでなくともこの業界に入るのは厳しいのだと痛感しました。その会社の一次面接では、第一志望になった理由がある会社なのでミスマッチなくアピールできましたが、バカ正直に質問に答えてダメなところが出て落ちてしまったと思いました。そこで危機感を覚えて、とにかく参加できそうな説明会はひたすら参加し、説明会に参加できなくともエントリーするようにしました。

しかし、嬉しいことに予想が外れて第一志望の1次面接に受かっていて、2次面接にもトントン拍子で受かりました。

 

 

まとまってなくてすいません。アドベントカレンダーの日付ギリギリなので一旦投稿します。後日追記します。たぶん。